2019年05月12日

キツツキと雨



2017年8月5日の深夜に東海テレビで放送されたこの映画を録画しておいて見た。

山奥のとある村。
木こりの克彦は早朝から山に入り木々を伐採して生計を立てていた。
妻に先立たれ息子とのふたり暮しだが、
息子は定職に就かずにふらふらしていた。
そしてそんな息子に苛立ちを感じていた。
ある日、タイヤが溝にはまって動けなくなっている車に遭遇。
なりゆきで映画監督の田辺とプロデューサーの鳥居をロケに適した場所へ案内することに。
さらにゾンビ映画に出演することになってしまった。
当初は困惑していたが木こり仲間たちに出演をもてはやされてまんざらでもなくなってきた克彦。
撮影をした映像の試写を見たり台本を読んだりしたことで映画に関心を深めていく。
でも監督の田辺はまだ若く自分の仕事に自信を持てないでいた。
そんな田辺を克彦は優しく諭しながら撮影を積極的に手伝うようになっていった。
エキストラとして他の村人も参加するようになり、
だんだんと撮影隊と村人との間に一体感ができてくる。
そして撮影はクライマックスを迎えようとしていた。

2012年の作品である。
もう今の年代の作品にはほとんど関心は無いのだが、
あらすじとネットの口コミを読んで何となく見てみる気になった。
何てことの無い平坦なストーリーでこれと言って何が起きるわけでも無いのだが、
田舎のまったりとした雰囲気の中でのほのぼのとした光景に癒される。

ゾンビ映画というところも、
根底で描いているのは映画制作の面白さ楽しさであるところも、
「カメラを止めるな」と同じようなコンセプトの作品に思えた。
ゾンビ映画ってのは映画を表現する時の定番なのかね?
この映画を見ていてまた改めて自分がいかに映画が好きなのかを再認識させられたよ。

今時の作品にしてはよくできていた。
俺の大嫌いな制作委員会方式で作られているのにだ。
小まめに探していけばまだ案外見るに値する作品があるもんなんだな。

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posted by ひ辻 at 03:44| Comment(0) | テレビ邦画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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