2017年07月23日

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー



7月22日にBS朝日で放送されたこの映画を実況しながら見た。

1969年。
自殺未遂を起こし精神病院に入れられてしまったハンター・アダムス。
周囲の患者たちをジョークを言って笑わせているうちに、
笑うという行為に心を癒す効果があることに気がつく。
そんなハンターに天才病で入院中の大富豪のアーサーはパッチ(傷を治す)というあだ名をつける。
2年後、パッチは精神科医を目指して医学部に入学する。
入学早々同級生のカリンに好意を持つが冷たくあしらわれてしまう。
でもそれがきっかけでトルーマンと仲良くなることができた。
パッチはトルーマンとともに病院に潜入し患者を笑わせる活動を始める。
当初は看護婦たちから奇異な目で見られていたが、
その笑いの療法がだんだんと効果を上げ始めると周囲の見る目も変わっていった。
パッチが常に成績がトップクラスなのを見てカリンもパッチに好意を持つようになった。
病院や医療制度のあり方に疑問を持ったパッチは無料の診療所を作りたいと考える。
そして大富豪のアーサーの出資によってパッチとトルーマンとカリンの3人で始めることになった。
様々な患者を無料で受け入れていたのだが、
精神を病んでいた患者がカリンを殺して自殺する事件が発生してしまう。
ショックですべてを投げ出そうとするパッチ。
周囲の励ましで何とか再起を決意するものの、
無免許で診療所を開いていたことで退学させられる危機に陥ってしまうのだった・・・

実在の人物に基づいて作られたストーリーである。
その人は今もまだ現役で活動している。
いかにも映画的なエピソードはすべて創作らしいのだが、
パッチの人物像はかなり実物に近いようである。
主演のロビン・ウィリアムスはこの手の型破りな医者役が実に嵌まっているな。
レナードの朝という作品を見たことがあるけどあれも医者役だったな。
最初は何だかとっつき難い感じもしたのだが、
だんだんとストーリーに入り込んで感動してしまっていた。

カリンのいかにも嫌な女の典型みたいなキャラクターに嫌悪感を感じた。
成績がトップクラスなのを見たとたんに手のひら返ししたのも余計にムカついた。
でもそれはコンプレックスの固まりのような精神によるもので、
ある意味、患者のようなものだったのだろう。
それを徐々にパッチによって癒されて心を解きほぐされたことで変わって行った。
でもそれがゆえに警戒心まで薄くなってしまったのが悲劇に繋がってしまった・・・

ただ単に病気を治療するのではなくて、
その人の人生をより良いものにしていかなければ意味が無いということなんだろうな。
笑うことで気持ちが前向きになることが何よりも重要なのだろう。
いろんな真理を突いている名作だな。

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posted by ひ辻 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ洋画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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