2019年08月04日

ヘラクレス



2019年8月3日にBS朝日で放送されたこの映画を実況しながら見た。

全能の神ゼウスと人間との間に生まれたとされるヘラクレス。
数多くの魔物を退治したと英雄として広く知られていた。
しかし、それは甥のイオラウスによって広められたものであり、
実際のヘラクレスは強靭な肉体ではあるものの普通の人間であった。
過去に妻子を死なせてしまった罪悪感から今は傭兵に身を落としていた。
仲間たちとともに数々の戦場で戦ってきた。
そんなある日、トラキアの王女ユージニアが現れ国王で父親のコテュス王を反乱軍から救ってほしいと依頼してくる。
報酬に惹かれたヘラクレスたちはトラキアへと向かうが王国の軍隊は壊滅寸前だった。
素人同然の農民たちを兵士として鍛え上げてついには反乱軍の制圧する。
しかし、捕虜として捕らえた反乱軍のリーダーのレーソスから意外な真相を告げられる。
トラキアを混乱させている諸悪の根源は国王のコテュスだというのだ。
コテュスは王位に就くために娘であるユージニアの夫を殺していたのだった・・・

2014年の作品である。
ザ・ロックことドゥウェイン・ジョンソン主演である。
今や世界一稼ぐ俳優となったロック様の映画ということで見てみることにしたんだが・・・

てっきりファンタジー的なストーリーかと思っていたら全然違うのである。
もっと泥臭い戦争の話だ。
だから神話の世界の神の子では無くてあえて人間という設定にしてあるんだろうな。
戦闘シーンはそれなりに迫力があるのだが、
それ以外はだらだらとした会話ばかりですぐに飽きてきてしまった。
つまらないので全然セリフが頭に入ってこない。
こんなのを劇場で見ていたら寝てしまったかもしれないな。

ただただつまらんという感想以外無いわ。
ロックは主演の器じゃないな。
主人公の敵役とかの方がもっとしっくりくると思う。
この映画ではロック様の妙技は味わえなかったわ。

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posted by ひ辻 at 05:12| Comment(0) | テレビ洋画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月28日

めぐり逢えたら



2019年7月27日にBS朝日で放送されたこの映画を実況しながら見た。

建築家のサムは妻に先立たれたばかり。
息子のジョナと一緒にシアトルに越してきた。
落ち込む父には新しい奥さんが必要と考えたジョナはラジオの人生相談の番組に電話する。
ボルチモアに住む新聞記者のアニー。
亡き妻の思い出を切々と語るサムの話をラジオで聞いていた彼女は思わず涙してしまう。
ウォルターという婚約者がいて幸せな日々のはずなのだが何か煮え切らない思いもあった。
サムの話への反響は大きくラジオ局に問い合わせが殺到しラブレターが大量に届いた。
サムのことが頭から離れなくなったアニーはサムの住所を突き止めてラブレターを送る。
サムは新しい恋人のヴィクトリアと付き合い始めるがジョナはお気に召さない。
手紙を読んでアニーこそサムに相応しいと感じたジョナは強くアニーを勧めるがサムは拒否する。
そんなサムに反発したジョナは手紙に書いてあった待ち合わせ場所であるエンパイアステートビルへと向かう。
展望室でアニーを待つが中々現れない。
追いかけてきたサムと合流し帰っていった。
その時アニーは近くのレストランでウォルターに別れを切り出していた・・・

1993年の作品である。
今回が初見ではあるが当時この作品の存在自体は知っていた。
主演のトムハンクスもメグライアンも結構好きな俳優ではあるが、
恋愛映画にはあまり関心が無いのであまり興味は無かった。

かなり軽いノリであっさりと進んでいく感じのコメディである。
キャラクターとしては面白いし笑いどころも結構あった。
ただまぁ共感できるところはあまり無いなという感じだった。
ウォルターがあまりにも不憫だしなぁ・・・
普通の日常生活を描いていつつも現実的では無いというか・・・
男と女が逆の立場だったら今ならストーカーのごとく言われてしまうのではないだろうか?

まだまだ映画が面白かった頃の作品なだけあって十分なクオリティだとは思う。
コメディ調なのでとても見やすい。
女向けの映画なんだろうな。

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2019年06月23日

リスボンに誘われて



2018年11月3日の深夜に東海テレビで放送されたこの映画を録画しておいて見た。

スイスの高校で古典文学を教えている初老のライムント。
ある雨の日の出勤途中に橋の欄干に立っている若い女を見かける。
とっさに助けて教室まで連れて行ったのだが、
赤いコートを残して立ち去ってしまった。
コートの中に入っていた本が行きつけの古本屋で買われたものだったことから、
彼女のことを探し出そうとする。
本には出発間際のリスボン行きの列車のチケットが挟まれていた。
駅へと向かうが彼女を見つけられずにとっさに列車に乗ってしまった。
列車の中でその本を読んだライムントはとても感銘を受け、
著者であるアマデウを訪ねるのだが彼は若くして亡くなっていた。
眼鏡が壊れてしまったライムントは眼科で眼鏡を調整してもらう。
そこで知り合ったマリアナからアマデウと知り合いの伯父を紹介してもらう。
そこから次々とアマデウを知る人々を訪ね歩く中で、
ポルトガルの独裁政権への反体制運動に関わったアマデウの人生を知ることとなる。

序盤は何でこんな地味なのを録画したんだろうと思ったのだが、
過去の回想シーンが始まるとすぐに引き込まれていった。
レジスタンスに身を投じる若者たちの愛と青春の物語である。
彼らが精一杯に命を燃やした人生をライムントは眩しく感じたようだが、
体制派も反体制派も冷静な第3者から見れば案外どっちもどっちなのである。
若い頃の俺だったら何も考えずにレジスタンスに肩入れしただろうけど、
今は物事には常にメリットもデメリットもあるのを知っている。

思いがけない旅を通して自分の人生を見つめ直す・・・
案外よくありそうな話ではあるが、
登場人物がどれもとても生き生きと描かれていてかなり面白かった。
舞台となっているリスボンの街並みもとてもきれいで魅力的だった。

2013年の作品だが今時にしてはかなりよくできていた。
ヨーロッパの映画はまだまだレベルが高いな。
学生時代はこの手のをミニシアターで見まくっていたよ。
今は田舎に住んでいるからこういうのを劇場で見る機会はほとんど無い。
フランス映画社の配給の映画を見まくっていた頃が恋しいよ・・・

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2019年05月19日

メイズ・ランナー



2018年6月22日の深夜にメーテレで放送されたこの映画を録画しておいて見た。

トーマスという青年が地下からリフトにのせられて地上へと上がってきた。
そこは高い壁に囲まれていて巨大な扉が朝になると開き夜になると閉じる。
扉の向こうは迷路になっていて誰も脱出できないでいた。
若者ばかりが数十人いて共同生活を送っていた。
彼らも皆、トーマス同様に何者かに送り込まれていた。
月に1回生活物資とともに新入りが送られてくるのだ。
全員過去のことは名前しか覚えていなかった。
走力のある者がランナーとして扉が開いている間に迷路の中を走って脱出経路を探していた。
ある日、迷路の中からランナーが帰ってきたのだが様子がおかしい。
迷路の中にいる怪物に襲われて刺されてしまっていた。
その男はトーマスに襲い掛かって「お前のせいだ!」と言い放つ。
そしてリフトにのって初めて女が上がってきた。
その女はトーマスの顔を見てその名前を叫んだ。
いったいトーマスは何者なのか?
疑心暗鬼が広がる中、脱出へのサバイバルが始まるのだった・・・

2014年の作品である。
3部作の1作目である。
近未来ものという感じであった。
まだあと2作あるので謎が多く残ったまま終わってしまった。
とりあえず世界観がわかっただけだ。
これを見ただけでは何とも言いようが無いというのが実感である。

今時の作品にしては結構面白かった。
人間関係の描写がよくできていた。
リーダーとして群れを引っ張っている者、気さくでいい奴、人懐っこい奴、嫌な奴、その他大勢。
世の中の縮図のような感じだった。
続編をどこかで録画できるといいのだが。

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2019年05月12日

キツツキと雨



2017年8月5日の深夜に東海テレビで放送されたこの映画を録画しておいて見た。

山奥のとある村。
木こりの克彦は早朝から山に入り木々を伐採して生計を立てていた。
妻に先立たれ息子とのふたり暮しだが、
息子は定職に就かずにふらふらしていた。
そしてそんな息子に苛立ちを感じていた。
ある日、タイヤが溝にはまって動けなくなっている車に遭遇。
なりゆきで映画監督の田辺とプロデューサーの鳥居をロケに適した場所へ案内することに。
さらにゾンビ映画に出演することになってしまった。
当初は困惑していたが木こり仲間たちに出演をもてはやされてまんざらでもなくなってきた克彦。
撮影をした映像の試写を見たり台本を読んだりしたことで映画に関心を深めていく。
でも監督の田辺はまだ若く自分の仕事に自信を持てないでいた。
そんな田辺を克彦は優しく諭しながら撮影を積極的に手伝うようになっていった。
エキストラとして他の村人も参加するようになり、
だんだんと撮影隊と村人との間に一体感ができてくる。
そして撮影はクライマックスを迎えようとしていた。

2012年の作品である。
もう今の年代の作品にはほとんど関心は無いのだが、
あらすじとネットの口コミを読んで何となく見てみる気になった。
何てことの無い平坦なストーリーでこれと言って何が起きるわけでも無いのだが、
田舎のまったりとした雰囲気の中でのほのぼのとした光景に癒される。

ゾンビ映画というところも、
根底で描いているのは映画制作の面白さ楽しさであるところも、
「カメラを止めるな」と同じようなコンセプトの作品に思えた。
ゾンビ映画ってのは映画を表現する時の定番なのかね?
この映画を見ていてまた改めて自分がいかに映画が好きなのかを再認識させられたよ。

今時の作品にしてはよくできていた。
俺の大嫌いな制作委員会方式で作られているのにだ。
小まめに探していけばまだ案外見るに値する作品があるもんなんだな。

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