2018年09月02日

デスノート Light up the NEW world



2017年11月17日の金曜ロードSHOW!で放送されたこの映画を録画しておいて見た。

夜神月とLとの壮絶な頭脳戦が繰り広げられたキラ事件から10年後。
世界各地でデスノートによるとみられる事件が発生。
日本の警視庁のデスノート対策本部では三島たち捜査官がデスノートを確保するために奔走していた。
Lの正統後継者の竜崎も対策本部に加わり捜査に協力していた。
そして地上にはデスノートが6冊もあることが判明する。
そんな時、キラウィルスと呼ばれるコンピュータウィルスが世界中に拡散される。
そのメッセージはデスノートの所有者に提出を呼びかけるものだった。
キラを神と崇める若者の紫苑が既に4冊を所有していて残りの2冊を手に入れようとしていたのだ。
三島、竜崎そして紫苑の3人の天才によるデスノート争奪戦が始まったのであった・・・

デスノート劇場版3作目である。
1・2作目ともテレビで見ている。
劇場で見ればよかったと思うほどではなかったが、
どちらもかなり面白かったという印象だった。
ということでこの3作目なのだが正直大したこと無いなと・・・
キラの信奉者はもはや何の信念も無くただ殺しまくるだけだし、
Lの後継者は所詮は2代目だからどうしても初代と比較してしまうし、
捜査官の三島は何だか偽善臭が鼻に付くし、
ミサミサはすっかりおばちゃんだし、
全体的にあまりキャストが魅力的ではなかった。

あとからいろいろとデスノートに関するルールが付け加えられて、
もはや何でもアリな感じになってしまっている。
いろいろと制限がある中で悪知恵を働かせるキラと罠を張り巡らせるLとの攻防が面白いのに、
あれじゃあただの殺人鬼を人海戦術で追い込むみたいな感じになっていた。
でもまぁ期待しないで見ればそこそこ面白いと言えるとは思う。
デスノートって発想が面白いからいくらでも話を広げられるよな。

デスノートの所有者に選ばれるのはほとんどが犯罪被害者遺族。
そしてその被害者という身分ををひけらかして殺人を正当化している。
今の世の中、○○の被害者遺族とかいうのを特権のように使っているのをメディアで目にするようになったな。
この作品はそういう連中を揶揄しているのだろうか?
だとしたらかなり深い作品だけどそこまでじゃ無いだろうなぁ・・・

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posted by ひ辻 at 02:41| Comment(0) | テレビ邦画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

心が叫びたがってるんだ。



2017年7月29日の土曜プレミアムで放送されたこの映画を録画しておいて見た。

幼い頃にそうとは知らずに父の浮気を母に教えてしまったことで両親が離婚してしまった少女・成瀬順。
突然現れた玉子の妖精によって言葉を発するとお腹が痛くなる呪いをかけられてしまう。
それ以来、トラウマを抱えた順は心を閉ざしてしまった。
高2になったある日、担任から地域ふれあい交流会の実行委員に任命されてしまう。
一緒に任命されたのは何事にもやる気の無い坂上巧美、
肘の怪我で挫折した野球部の元エースの田崎大樹、
チアリーダーで優等生の仁藤菜月であった。
彼らもそれぞれ心に傷を抱えていた。
交流会の出し物はミュージカルに決定するがクラスのほとんどは乗り気ではなかった。
口を利かない女がいるのにそんなものができるわけがないと揉めるクラスメイトたち。
その様子を見ていた順は思わず「私は歌うよ!」と叫んでしまう。
そんな順の気持ちを思いやる巧美は励まし続ける。
順はそんな巧美に思いを寄せ始めていた。
そして発表会当日を迎えるのだが、
菜月に思いを寄せる巧美の気持ちを知ってしまった順は逃げてしまい・・・

2015年の作品である。
こんなアニメがあったとは全く知らなかった。
あらすじだけで何となく録画してみる気になったのだが、
最近の作品の割には悪くない感じだった。
ストーリーとしてはこれと言って大したものでもない。
でもよくあるような話のようで案外無かったような話だなとも思った。
君の名はよりはこっちの方が好みだな。

何気なく発した言葉で他人を傷つけてしまう・・・
何でもズケズケと本音を言えたらそりゃあどれほどいいだろうかと思うけど、
現実的にはそういうわけにもいかないことがほとんど。
それならいっそのこと貝のように閉じこもるしかないというのはわかる気がする。
でもやっぱり言うべきことは言わないとね。
それによって何が起きようとそれを受け止めて跳ね返せるくらいに強くならなきゃな。

こういう若者の話は見ているこちらの気持ちも何だか昔に戻ったような感じになってしまう。
今思えば高校の3年間なんてあっという間だったけど、
当時はそれこそ必死に生きてたなぁ・・・としみじみ思い出してしまった。
いやいや、俺の青春時代はまだまだ今も続いているのだ。

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2018年07月09日

クリムゾン・タイド



7月9日にBSフジで放送されたこの映画を実況しながら見た。

ロシアで極端な国家主義者が軍の反乱分子と結託して反乱軍を結成。
シベリアのミサイル基地を掌握し自らの要求が通らなければ日米に対して核攻撃を行うと脅迫。
アメリカ政府は原子力潜水艦・アラバマを出撃させた。
艦長は叩き上げのラムジー大佐で副長はバーバード卒のエリートのハンター少佐。
自信過剰なラムジーは軍規を無視してやりたい放題。
真面目なハンターとは核や訓練などへの考え方が大きく食い違っていた。
だんだんと両者の間に溝ができていく。
そんなアラバマに先制攻撃の指令が届く。
ミサイルの発射準備を急いでいるところに反乱軍の潜水艦が攻撃してきた。
何とか回避したものの通信設備をやられてしまい受信中だった新たな指令が中断してしまった。
当初の指令どおりに核ミサイル攻撃の準備をしろと指示するラムジーに対し、
新たな指令を再確認すべきだと主張するハンター。
命令に従わないハンターを軍規違反で解任すると言い出すラムジーに対し、
逆にハンターは軍規違反でラムジーを拘束しろと部下に命令する。
伍長がハンターに従ったことでラムジーが監禁されたのだが、
一部の部下を唆して武装して今度はラムジーが指揮権を取り戻した。
このまま核ミサイルを発射して最終戦争が起こってしまうのか?

1995年の作品である。
まだそれなりに劇場で見たいた頃だがおそらくこの作品は見に行ってはいない。
トニー・スコット監督の作品は結構見てきてるんだけどなぁ・・・

いわゆる潜水艦ものである。
閉ざされた空間の中で上のふたりがいがみ合うとか部下にしてみたら厄介だろうな。
どっちへ付けば無事でいられるかという難しい選択を迫られる。
比較的穏健なタイプがハンターに付いて好戦的なタイプがラムジーに付いていた。
普通に見ているとハンターのほうが圧倒的に正しく見えるのだが、
軍規としてはどちらも正しいということになるらしい。

結局オチとしては軍に都合よく口封じみたいな形になった。
判断そのものは軍規では間違っていないとしても、
それ以外は軍規を破りまくっていたラウジーが実質お咎め無しなのも、
出世を餌に喜んでそれを受け入れたハンターともどもとても後味が悪かった。
でもそれ以外は緊張感とユーモアのバランスが取れていて結構面白かった。
見応えのある良作である。

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2018年05月14日

デビル



5月13日にBSフジで放送されたこの映画を実況しながら見た。

8歳の時にIRAシンパの父を目の前で殺された男はアイルランド独立運動に身を投じテロリストとなった。
イギリスの諜報機関によって仲間のほとんどを殺された彼はローリーという偽名でニューヨークに潜伏していた。
IRAシンパのシモンズ判事の紹介でニューヨーク市警の警官のトムの家に下宿することになった。
アイルランド系のトムは祖国から来た若者を家族同然に受け入れた。
トムの妻や娘たちともうまく行き幸せな生活を送っていたのだが、
その裏では同志のショーンとともにイギリス軍への反撃の準備を進めていた。
マフィアの武器商人のバークとミサイルの購入の話をまとめるが、
バークは金だけ奪おうとトムの家に手下を強盗に行かせる。
そこに偶然トムが帰宅して乱闘になるがローリーも加わって何とか追い返した。
金目のものに全く手も付けられていなかったことから不審に思ったトムは家の中を調べる。
するとローリーの部屋の床に大金が隠してあるのを発見してしまう。
ローリーを逮捕して連行するが途中で逃げられてしまった。
そしてイギリスから来た捜査官によってローリーの正体を知ることとなる。

1997年公開の作品である。
主演はハリソンフォードとブラッドピットの新旧2大スター。
監督は名匠のアランJパクラ。
この時期でこのキャストでスタッフなら確実に見に行っているはずなのだが全く記憶に無い。
おそらくつまらなくて印象に残らなかったんだろうな。

日常生活を坦々と描いているだけで話にあまり起伏が無い。
なので見ていてとても退屈だった。
まぁ表向き普通の生活をしている青年が実はテロリストという設定なので当然なのだろうけど、
もう少しスリリングな展開にしてもらわないと面白くならない。
前半はそんな感じだったのだが後半は少しはハードな感じになっていた。
でもラストのオチがどうにもしっくり来なかった。
その不条理さがこの作品の奥の深さなのかもしれないが・・・

実況向きの作品では無かったが作品の質としては悪くない。
まだハリウッドが面白かった頃の作品なのでそれなりに見れるレベルである。
IRAがどうとかは日本人にはあまり関係が無いのでピンとこないのかもしれない。
でも彼らはテロリストとは言っても独立運動のための闘争なのである。
トムが正義でローリーが悪というわけでは無いのだ。
日本の売国メディアやプロ市民のような利権のためにやっているテロリストとは全く別ものである。
そう考えると結構深い作品なんだなぁ・・・・

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2018年05月13日

ターミネーター



5月12日にBS朝日で放送されたこの映画を実況しながら見た。
言わずと知れた大ヒットシリーズの1作目である。

1984年のロサンゼルス。
突如未来からたくましい体をした男のアンドロイドであるターミネーターが送り込まれた。
2029年の未来では人工知能のスカイネットが反乱を起こし人類は滅亡の危機に陥っていた。
しかし、ジョン・コナーという男が率いる抵抗軍が盛り返し人類側が勝利目前まで迫っていた。
そのジョンを育てた母親のサラ・コナーを殺害して歴史からジョンを消してしまうのがターミネーターの使命であった。
電話帳からサラと同姓同名の女を次々に殺していくターミネーター。
ついにサラを見つけて銃口を向けたところで彼女を追っていた別の男が間一髪で救出する。
その男は抵抗軍の軍曹のカイル・リースであった。
サラを守るために彼も未来から時間転送機によって送り込まれていた。
カーチェイスの末にターミネーターを損傷させることができたのだが、
ふたりとも警察に捕まってしまった。
カイルの言うことを警官は全く信じようとしない。
再び襲撃してきたターミネーターによって警官が次々に射殺される中、
またしても間一髪でカイルに助けられたサラ。
カイルに対して心を開いたサラは彼の話を信じてふたりは結ばれる。
そんなつかの間の休息の間にも再びターミネーターが迫ってきていた。

1985年日本公開の作品である。
当時かなり話題になっていたし見に行きたかったのだが残念ながら劇場では見ていない。
まだ高1だったし少ない小遣いでは見に行ける数にはおのずと限界がある。
でもその後テレビでは毎年のようにやっていたので何度も見ている。
指折りの大好きな作品である。

ジェームズ・キャメロン監督の出世作である。
この作品のヒットがきっかけとなって名監督になっていった。
なのでこの作品は低予算のいわゆるB級映画として作られている。
今時のCGとは違ってターミネーターの動きがとても生々しい。
予算と面白さが必ずしも比例しないという典型的な作品である。

2作目は超大作として制作されて超メガヒットとなった。
これは当時劇場で見ているのだが個人的にはイマイチだった。
やはりこの作品はB級感が漂っていてこそだわ。
低予算なのをアイデアで補う。
この作品のネタはその後の他の作品に大きな影響を与えている。
面白い映画のお手本のような作品である。

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