2017年05月28日

パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間



5月27日にBSジャパンで放送されたこの映画を実況しながら見た。

1963年11月22日、アメリカ大統領のジョン・F・ケネディはテキサス州ダラスを訪れた時、
歓迎パレードの最中に銃弾に倒れた。
ケネディは市内のバークランド病院に搬送される。
突然の事態に病院内が混乱する中、
懸命の救命処置を続ける医者と看護婦たちだったが、
間も無く息を引き取ってしまった。
大統領を守れなかったシークレットサービスは無念の思いを募らせる。
偶然パレードの様子を8ミリビデオカメラで撮影していたエイブラハムは、
シークレットサービスからその映像を引き渡すように要求される。
事件当日にオズワルドという男が犯人として逮捕される。
別件でFBIがマークしていた人物だった。
銃撃の様子を撮影してしまった人、犯人とされた人の家族などなど、
事件に関わってしまった人々の運命が狂わされていく。
そしてその2日後にオズワルドが銃撃され、
奇しくも同じバークランド病院に搬送されてくるのだった・・・

放題に真実なんて書いてあるものだから、
よほど何か新たな事実でも出てくるのかと思ったら、
目新しいものは全く何も無かった・・・
これは完全にタイトル詐欺だわ。
これまでいろんな番組等々で散々やったことを再編集したような内容でしかない。
オリバーストーンの「JFK」と比べると作品の面白さとしてはだいぶ落ちる。

事件の真相ではなくてそれに関わった人たちの人間模様を描いている。
普通の生活をしていたのに偶然様子を撮影してしまったことで、
マスコミに追われてどんどん疲弊していく様子はとてもかわいそうだった。
マスコミはいつの時代でもあんな感じだよな。
それが長年積もり積もって国民の不信感が爆発してトランプみたいなのが大統領になったんだろうな。

オズワルドの兄が自分の弟が暗殺犯なのを普通に受け入れてしまっているのにかなり違和感を覚えた。
お上が断定してしまっている以上覆しようが無いのはわかるけど、
あの状況でいきなり犯人と特定されるなんて最初から用意されていたとしか思えない。
戦争ビジネスで成り立っている国ならではの事情が真相だとは思うけれど、
それが公式に白日の下に晒されることは今後も無いだろうな・・・

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posted by ひ辻 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ洋画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月22日

ベスト・キッド3 最後の挑戦



5月21日にBSフジで放送されたこの映画を実況しながら見た。
言わずと知れた大ヒットシリーズの3作目である。

空手トーナメントの決勝で生徒がダニエルに敗れ去ったコブラ会。
評判が落ちて生徒がいなくなってしまいオーナーのクリーズは失意のどん底にいた。
そんな時、ベトナム戦争の時の戦友で実業家のシルヴァーが敵討ちを申し出る。
アパートの改築のために部屋を追い出されたミヤギのために、
ダニエルは自分の大学進学のための貯金を資金にして盆栽店を開いてあげた。
そんなふたりのところに身分を偽って現れたシルヴァー。
バーンズという若者をそそのかしてダニエルに空手トーナメントに出場させようとする。
執拗な嫌がらせを受けたダニエルはガールフレンドを守るために出場申込書にサインしてしまう。
しかし、ミヤギからは試合に勝つための空手は教えないと言われていた。
困ったダニエルはシルヴァーを頼って教えを請うのだが・・・

1989年の作品である。
これはおそらく劇場で見ていると思う。
1と2に比べるとテレビではあまり見ていないような気がする。
話の展開は前作前々作とほぼ同じような感じである。
強力な敵が現れてピンチに陥るが最後は勝つという定番のパターンである。

ダニエルとミヤギに復讐しようとするのだが、
それにしては何だかやたらに遠まわしというかまどろっこしいというか・・・
試合の勝ち負けなんて大した問題じゃないと思うし、
そこまでして試合出場させることにこだわるのがチグハグな気がした。
それにあれほどやりたい放題されてもなかなか警察に通報しないし、
警察に訴えに行ったのに動いてくれてないようだし・・・
ずいぶんと治安の悪い世界なんだなと思った。

このシリーズでダニエルが出てくるのはこれが最後である。
それにしてはラストがあまりにもあっけないように感じた。
ただ試合に勝ったというだけで敵が滅んだわけじゃないし。
何か説得力のあるオチが欲しかったかな。
4作目にもミヤギは出てくるのだが生徒は女である。
見ようかどうしようか迷っている・・・

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2017年05月15日

ベストキッド2



5月14日にBSフジで放送されたこの映画を実況しながら見た。
言わずと知れた大ヒットシリーズの2作目である。

空手トーナメントで足を痛めながらも見事優勝を果たしたダニエルとその師匠のミヤギ。
あれから半年後、ミヤギに故郷の沖縄から父親が重病との手紙が届いた。
そしてミヤギに同行してダニエルも沖縄へ。
那覇空港に到着するとチョーゼンという若者がふたりを迎える。
チョーゼンはふたりを地元のボスであるサトーのところへ連れて行った。
サトーはかつては親友で空手では父の門下生同士でもあった。
しかし、40年前にユキエを巡って対立し争いを避けるためにミヤギはアメリカへと旅立っていた。
ユキエはミヤギへの思いを抱き続け、
サトーはミヤギへの恨みを抱き続けていた。
サトーは空手で決着をつけようと迫るがそれを断わるミヤギ。
病床の父の元にはユキエとその姪のクミコが寄り添っていた。
ダニエルとクミコはすぐに親しくなり互いに思いを寄せ始める。
父はミヤギとサトーが和解することを望みつつ息を引き取った。
しかし、怨念が捨てきれないサトーはその後もチョーゼンを使って執拗に挑発を繰り返すのだった。
そんな時、沖縄に猛烈な台風が直撃する・・・

1986年の作品である。
1作目と同様に何度もテレビで見ている。
今回は沖縄が舞台であるが日本でのロケは全くしていない。
なので風景がまるで沖縄とは違う。
どうやらフィリピンで撮影されているらしい。
それに時代考証が50年代になっているようで時代劇のような光景になっていた。
それでもまぁハリウッドが描く日本としてはまだマシな方だろうな。

とにかくまぁサトーとチョーゼンの悪いこと悪いこと。
やりたい放題なのだがなぜか全く警察が出てこない。
わかりやす過ぎるくらいの勧善懲悪になっていた。
まるで沖縄版の西部劇のようだ。
それに日本人役の顔の古風なこと。
大昔にアメリカへ渡った日系人の子孫なんだろうな。

大人になってから見てみるともうすべてが突っ込みどころだらけだ。
でもそれはそれで実況しながらだととても楽しい。
同じ作品でも見た年齢によって感じ方も違ってくる。
こういうのも大切な映画の楽しみ方である。

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2017年05月08日

ベストキッド



5月7日にBSフジで放送されたこの映画を実況しながら見た。
言わずと知れた大ヒットシリーズの1作目である。

高校生のダニエルは母親とともにニュージャージーからカリフォルニアに引っ越してきた。
到着早々に新居のアパートで出合った同級生に砂浜でのパーティに誘われる。
そこでアリという少女にひと目惚れをしてしまう。
アリもダニエルに好意を持ったようだった。
しかし、その様子を見ていたアリの元彼のジョニーが仲間とともに現れ、
ダニエルはこてんぱんにのされてしまう。
ジョニーはコブラ会という空手道場に通っていて学生チャンピオンでもあった。
アリとの交際は順調に進んでいたのだが、
そのジョニーがダニエルと同じ高校に通っていたことから、
毎日壮絶なイジメを受けることになってしまう。
何とか仕返しをしようとハロウィンパーティーの最中に襲い掛かるが返り討ちにされてしまった。
袋叩きにされているダニエルを助けようと同じアパートに住む日本人のミヤギが割って入った。
そして見事な空手でジョニーたちをやっつけてしまった。
ダニエルへのイジメをやめるようにコブラ会へ乗り込むミヤギとダニエル。
コブラ会のあまりにも卑劣な指導方針に怒ったミヤギは、
ジョニーが出場する空手トーナメントにダニエルを出場させてそこで決着をつけることを提案する。

1984年の作品である。
劇場では見ていないがちょうど俺が映画にのめり込み始めた頃なので、
当時テレビで何度も見ている。
大好きなシリーズのひとつである。
ロッキーと同じ監督なのでストーリーの構成がよく似ている。
雑草が鍛えに鍛えて力をつけて行って最後は強大な敵に勝つという話だ。

アメリカのイジメは日本のような陰湿なのと違ってストレートに暴力的だな。
だいたいこの手のイジメっ子というのは家が金持ちで親が街の有力者で、
それを盾に好き放題にやっているという感じだ。
ジョニーもまさにそのまんまのタイプだった。
世の中の縮図を見るようだな。

でもこの映画の真のテーマは空手でイジメられっ子がイジメっ子に勝つということでは無い。
日本人の老人のミヤギとアメリカ人の少年のダニエルとの心の交流こそがテーマである。
父親のいないダニエルがミヤギのことをまるで父親か祖父のように慕い、
ミヤギもダニエルのことを息子か孫のように可愛がるのである。
そういった中でダニエルがだんだんと成長していくところが見事に描かれている。

実況でもとても評判がよかった。
昔に地上波でこの映画を見たようなおっさんの世代だけでなく、
初見の若い世代でも十分に楽しめる作品ということだ。
BSでこの年代の作品が見れるのがとてもありがたい。
もう地上波には何も期待できないので最後の砦だわ。

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2017年04月24日

バケモノの子



2016年7月22日に金曜ロードSHOW!で放送されたこの映画を録画しておいて見た。

母親を交通事故で亡くした9歳の少年の蓮。
父親とは離婚で別れていて親戚に養子としてもらわれることになった。
それに反発した蓮は逃げ出して渋谷の待ちを彷徨っていた。
行くあても無く座り込んでいると熊のような容姿をしたバケモノと出会う。
そのバケモノから弟子にならないかと誘われる。
断わるのだが家出少年として警察に捕まりそうになり、
思わず後を追って行ったらバケモノの世界である渋天街に入り込んでしまった。
元の渋谷に戻ろうとするのだがなぜか道が閉ざされてしまっていた。
バケモノ世界の長老である宗師は高齢で引退を決意していた。
その跡を継ぐ者は闘技会で勝利したものが務めることになっていた。
その候補者2人の内の1人が蓮を弟子に勧誘した熊徹であった。
当初はいがみ合ってばかりの熊徹と蓮だったが、
稽古を通じてだんだんと親子のような関係を築いていった。
そして8年後、17歳のたくましい青年となった蓮はふとしたはずみで渋谷に戻ってしまう。
図書館で女子高生の楓と出合った蓮はこれまで通り渋天街に住みながら、
昼間は渋谷に戻って楓に勉強を教えてもらう生活を始めるのだが・・・

2015年7月公開の作品である。
1年足らずで地上波で放送とかずいぶんと早いな。
細田守監督の作品である。
この監督の作品は時をかける少女やサマーウォーズを金ローで見ている。
元はジブリにいた人なので作風が何となく似ている。

グッとくるポイントが要所要所で出てきてそこで感動させられてしまう。
でも主人公の蓮のキャラクターが最後まで気に食わなくてうまく感情移入できなかった。
生意気にしてもいかにも現代風なネチネチとしたタイプなのが、
どうにも生理的に受け付けなかった。
逆に不器用で乱雑だけど純粋で優しい熊徹のキャラクターは最高だと思った。
男としてのあるべき姿だな。

日本のアニメのレベルが凄まじく高いのを改めて実感した。
間違いなく世界一だ。
今というか昨年から流行りの君の名はは見ていないし見る気も無いが、
今後もどんどん魅力的な作品を生み出し続けてもらいたい。
願わくば今の自己規制だらけの作品じゃなくて、
昔の何でもありのOVAのような自由奔放な作品が出てくる世の中に変えていきたい。

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